伝統食による“真の食育”を

伝統食による"真の食育"を

エポカル製品を取り入れてくださっている幼稚園さんは全国にあります。

紫外線対策を取入れているだけあって、やはり子どものために様々な取り組みを行っている幼稚園さんが多いです。

そんな幼稚園のひとつ、福岡県のふたば幼稚園さんは紫外線対策と同じくらい食育にも力を入れています。2004年のまなびという雑誌に掲載された記事をご紹介します。

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 元来、子供というものは疲れを知らず、無我夢中になって遊びに没頭し、よく食べてよく眠るというのが生活の主流でした。「食べる・遊ぶ眠る」この三つの行動パターンを繰り返しながら、日々成長と発達を遂げる、生き生きとした存在でした。ところが、最近の子供たちは人間形成の基盤となるこの三つの生活行動が、とても軟弱で希薄なのです。

昔の子ども達とは比べようもない程、生理機能の発達や情緒の育ちに問題を抱えている子ども達が多いのです。 その原因の一つとして、幼児教育の現場から見えてくることは、人が人として育つ上において最も重要な『食育』の部分が家庭生活の中からすっかり欠落してしまっているということがあります。遊びや眠りの行動を司る、育ちに合った『食の保証』がない子ども達がいっぱいいます。しかも、親が全く気付いていないのです。"食育"の重要性についてとても気がかりでなりません。

■ 聞こえてくる子ども達の"SOS"

 幼児教育の現場で長年子ども達と接し、その成長と発達の客観的な視野に立ち、観察・考察をし続けてきた私たちの耳には、すでに子ども達のからの声なき声の"SOS"がはっきりと聞こえています。小さな体を張って社会に向け、一生懸命"SOS"を発しているのです。「お母さんご飯を食べさせて。体に良い物を食べさせて。もうこれ以上、体に悪い薬や食べ物はやめて!」と。

 私たちの目には見えない恐怖の有害化学物質汚染、子供たちの脳や体に忍び寄る猛毒ダイオキシン、氾濫する食品添加物、さらに食の欧米化。

 何も選べない拒絶できない子ども達は、親が出す食事やおやつをただ黙って食べるしかないのです。たとえ、それがどんなに有害な添加物・農薬漬けの物であっても、体に合わない成長にそぐわない物であったとしても、何もわからない、何も知らない子ども達は、親を信頼して大人を信じて口にするしかありません。

 子ども達の問題行動や様々なアレルギー疾患の原因は、日々の食生活によるところが非常に大きいのです。その証拠に、『ご飯とみそ汁』を中心とする『伝統和食』で育つ子は、子どもでありながらとても落ち着いていて、子どもらしい安定感と生気があり、肌の色艶もよく、生き生きとした健康的な表情をしています。遊びや活動にもとても意欲的で、幼稚園での集団生活にも調和と安定が感じられます。

 つまりは、食べ物一つで子どもたちの育ちが大きく違うのです。



■ ご飯中心の食生活で様々な問題が改善に

 とても真面目なお母さんでしたので、お弁当には早速おにぎりが入るようになりました。のり巻きやふりかけをまぶした、本当におにぎり一個だけの粗末なお弁当でしたが、K君はそれをとても喜びました。また、朝もご飯とみそ汁を心がけて下さるようになり、その結果、K君の口からも次第に甘い匂いが消えていったのです。

 こうして、K君の朝ごはんとお弁当がパンからご飯に切り替わったことで、私もひとまず安心し、そのまましばらくK君のことを見守ることにしました。

 その後、一ヵ月過ぎた辺り頃から表情に明るさが見え始め、いつも私の方からしていた朝の挨拶も、K君の方から私を見つけ、はにかみながらもにっこりと笑って「おはよう...」と言えるようになってきたのです。

 その内、時間と共にK君が抱えていた様々な問題にも少しずつ変化の兆しが見え始め、3才児の終わり頃にはあの奇声もすっかり収まって、安定した様子が見られるようになりました。

 更に驚くことには、あんなにひどかったアトピー症のカサカサとした乾燥肌が、4才児の中ごろには殆ど見られなくなり、年少時の頃のようにゴシゴシと掻くことがすっかりなくなっていたのです。これは大変驚きました。

 お母さんにどんな治療をしたのか尋ねてみますと、K君は病院には通っておらず、アトピー症がひどい下の子の薬を時々塗っていた程度で、それも4才になってからは全く使用していないという返事でした。

 そこで、K君のトラブル改善はそれまでのパン・ジュースから『ごはん』中心の食生活に切り替えてもらった、そのことがアトピー症の改善につながったのだと、この時私ははっきりと実感したのです。

■ 食のあり方ひとつでこんなにも育ちが違う

私は食の専門家でも何でもありませんが、幼稚園での子ども達の育ちや発達を通して、さらに、K君の事例とK君が変わっていく現実を目の当たりにして、子ども達が抱える様々な問題の多くが、その原因に"日々の食生活"が大きく影響していると、自信をもって断言できるのです。

 体温が36度以下という、びっくりするような子どもや、アトピーや食アレルギーといった子ども達、そして、落ち着きがない子ども達が14~15年くらい前から目立って多くなってきましたが、そういった問題の多くに、日々の間違った、狂った食事の在り方が原因しているのです。

 当園にもそういった問題を抱えた子ども達が毎年何人か入園してはきますが、そういった気になる子ども達も、当園の無添加・無農薬の食材を使った自園式の給食を通して、さらには、ご家庭における"ご飯と味噌汁"での登園「朝ごはん運動」を通して、問題が顕著に改善され、子ども達の育ちに良い変化をもたらしています。

 落ち着きのない子ども達が、相手の目を見て静かにお話が聴けるようになってきたり、アトピーや食アレルギーといった子ども達にも、驚くほどの回復の兆しが見られ、食の在り方ひとつで、こんなにも子供たちの育ちが違うものかと、今、当園の全職員が確かな手応えとして"食育"の重要性を肌で感じているところです。

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■ 学校教育における食育 

学校教育においても「健康づくり対策」と「食育」は連携して推進されています。庭・学校・保育所・地域などで食育は着実に進展してきているとはいえ、特に若い世代(20歳代~30歳代)で健全な食生活を心がけている人が少ないとされています。そのため「若い世代を中心とした食育の推進」が食育推進基本計画の重点課題の一つとして挙げられています。目標としては「朝食の欠食を減らす」「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上ほぼ毎日食べる」などの具体的食生活から、「家族と食べる(共食)の回数を増やす」「農林漁業体験の経験」「伝統料理や作法を知る」などの食文化まで幅広く食に関しての教育プログラムが展開されています。

ふたば幼稚園さんとエポカルのお付き合いは10年以上になり、UVカットフラップ帽子や制帽、制服、スモックなど取り入れていただいています。

私たちがお伺いしたときのお昼ご飯。幼稚園で作られていてとても温かく美味しいお昼でした。

子どもたちもぺろりと食べきり、元気いっぱい!